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【レザークラフト初心者が選ぶ】最も作りやすい作品はこれ!

ブレスレット完成品 作り方
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【レザークラフト初心者が選ぶ】最も作りやすい作品はこれ!

「レザークラフト始めたいけど、難しそう…」

「レザークラフトの初心者用の道具を買ってみたけど、何を作ったらいいの?」

「初心者が簡単に作れるものって何?」

この記事を見ていただいているということは、あなたはこういった疑問をもっていませんか?

レザークラフトを自分の周りでやっている人がいないので、ネットか本で情報を探すしかないと思います。

今回レザークラフト初心者工房では、レザークラフト初心者の私がレザークラフト初心者のために、最も簡単につくれるレザー作品をご紹介していこうと思います。

最後まで読んで頂ければ、とりあえずやってみようと思えるはずです!一緒に楽しんでレザクラライフを送りましょうね!

1.レザークラフト初心者に最もおすすめの作品

さっそく気になる最もおすすめの作品を紹介します!

レザークラフト初心者に最もおすすめの作品は、ズバリ【ブレスレット】です。

レザーブレスレットは、アクセサリーとしても人気で取り入れたらおしゃれ度アップ間違いなし!だと思います

【今回作成した完成品】

ブレスレット完成品

その理由は、工数が少ないからです。

裁断の数、使う革の量、型紙が比較的簡単に作成できるからですね。あと、手縫いが無い小物から始めたほうが始めやすいと思ったからです。周りから「なにそれー!?かわいい!おしゃれ!」って言われて、ぬほほ!とできるものが作れちゃうわけなのです。

※ブレスレットでも様々なデザインがあり、もちろん手縫いのものもありますよ。ググってみたらいっぱいおしゃれなものが出てきますよ♪

2.必要な道具

今回ブレスレット作りに使用した道具はこちらです。

ブレスレッド道具全体

・ホ=ホームセンター  ・通=通販サイト  ・100=100円ショップ  ・初=初心者キット

 道具名用途入手場所
1巻き尺(メジャー)型紙作成100
2コピー用紙型紙作成100
3工作紙(厚紙)型紙作成、型取り100
4カッターナイフ型紙作成、型取り100
5カッターマット型紙作成、型取り100
6定規型紙作成、型取り100
7丸ギリ型取り初、100、ホ
8別たち(革包丁革の裁断初、通、ホ
9ヘリ落とし革の切り口を整える初、通
10サンドスティック革の切り口を整える初、通、100、ホ
11トコフィニッシュ(仕上げ剤)仕上げ初、通
12木槌(ゴムハンマー)型紙作成、型取り、金具取付初、通、100、ホ
13ハトメ抜き(8号・10号)型紙作成、型取り、金具取付初、通、100、ホ
14バネホック打ち具金具取付初、通
15カシメ打ち具金具取付初、通
16万能打ち台金具取付初、通
17ゴム板金具取付初、通
18重し型紙作成、型取り初、通、100、ホ

一見たくさんあって「え!こんなにいるの?大変じゃん・・・」と心の声が聞こえてきそうですが、ほとんどの道具は100円ショップやAmazonなどの通販サイトで手軽に購入できるものばかりです。無理に専門道具を買わなくても、中には家にあるものでも代用できる場合があるのでご安心くださいね♪

一つ一つ探すのが手間!って方は、下記の初心者キットがオススメです♪

探す手間を考えると最初はこちらがいいと思いますし、費用も一つずつ購入より安くすみますよ♪

初心者キット目安予算入手先
【KAMONレザー】
初心者 厳選された入門セット
約3000円~15000円Amazon・楽天など
通販サイト

・道具のトータル予算:約5000円~10000円
※あくまで目安ですので、ご自身でお調べくださいませ。

ちなみに私は15年前に購入した初心者キットが、おおよそ8000円くらいで革ハギレなどの材料と合わせて10000円くらいだったと思います。

3.必要な材料

今回ブレスレット作りに使用した材料はこちらです。

 材料名目安予算入手先
1革のハギレ
(A4サイズがおすすめ)
約1000円~2500円Amazon・楽天など
通販サイト
2バネホック1セット
(アタマ12㎜)
約1500円~(セット)Amazon・楽天など
通販サイト
3片面カシメ小 - 1セット
(アタマ8㎜)
約600円~(セット)Amazon・楽天など
通販サイト

※あくまで目安なので、ご自身でお調べくださいませ。

革のハギレ材料革

金具:バネホック・片面カシメ材料金具写真

本革だから高いと思ったでしょ?実はそんなことないのです!!最初は「革のハギレ」で充分に小物が作れます。お値段もリーズナブルなのでご安心ください♪

レザクラこそこそ話し
道具は100円ショップでも揃えられますが、自分的には初心者キットを買った方がお買い得ですし、手間が掛からないと思っています。お値段と内容もピンキリですが自身のご予算で買えるものを買いましょう。あとから欲しい道具は買っていけばいいのです。
初心者の内はネットや本で作り方を学ぶと思います。そんな時にお役に立つのが図書館です!参考書にまでお金かけたくない!って方は無料で借りれます♪結構たくさんの種類の参考書が置いてあります。レザクラに慣れるまでは借りるのもアリですよ♪

4.さっそく作ってみよう!

とりあえず失敗を恐れず気楽にやってみましょう♪

ブレスレット作りに必要なのは、たったの6ステップです!

ステップ① 型紙を作ろう
ステップ② 革に型紙の印をつけよう
ステップ③ 革を型紙通りにカットしてみよう
ステップ④ 革を磨いて形を整えよう(床面・コバ・ヘリ落とし)
ステップ⑤ 仕上げ剤で磨いてきれいにしよう
ステップ⑥ 金具をつけて完成

それでは順番に見ていきましょう!

ステップ① 型紙を作ろう

まず、手首をメジャーで測ります。

→自分の手首周り16cm

幅は1.5cmにします。※幅はお好みで

< 長さ21cm × 幅1.5cm >

 デザインとサイズを紙に書きます。

  • バネホック(中)のアタマとゲンコを取り付ける位置(端から1.5cm)に印を書きます。
  • 同じくカシメ(小)のアタマとホソ取り付ける位置(端から1.5cm)に印を書きます。

製図

工作紙に写し、カットします。

バネホック(ボタン)と片面カシメの印をハトメ抜きで穴を空けておきます。

工作紙

型紙

以上でステップ①完了!

ステップ② 革に型紙の印をつける

ステップ①で作った型紙を革の表面に置いて、ズレないように重しを乗せて手で押さえながら丁寧に丸ギリで、印をつけていきます。この時力を入れないでも印をつけることができます。

革に型紙を写す写真

革に型紙を写す写真

金具の取り付け位置の円の中心点を丸ギリで押さえて印をつけます。

その中心点がハトメ抜きの真ん中になるように調整して、軽く押さえて印をつけよう。

別たちの持ち方

革に金具跡づけ

以上でステップ②完了!

ステップ③ 革の裁断

型を写したら、カッターナイフ or 別たちを使って裁断します。

まず、持ち方ですが写真のように握ります!

別たちの持ち方

下に押さえながら手前にすーっと引きます。

※直線部は定規を使うと安定した直線にカットできますよ。

革の裁断 押切り

裁断後

ステップ②で金具の取り付け位置の印に沿ってパンチを使って穴を空けよう

※中心点から正確な位置に穴を空けることができます。

パンチで穴あけ後

以上でステップ③完了!

ステップ④ 革の形を整えよう(床面・コバ・ヘリ落とし)

切り出したらコバをサンドスティックで削り形を整えます。

※あまり力を入れて擦り過ぎると変形するので力を入れず少しずつ加減を見ながらやっていきましょう

※コバの仕上げが結構出来栄えに差が出ます。

コバ削り 

ヘリおとしで表面と床面のヘリを落としましょう!一定の力で一気に押し出した方が綺麗に削れますよ。

コバのヘリ落とし表面

 コバのヘリ落とし表面

以上でステップ④完了!

ステップ⑤ 仕上げ剤で磨いてきれいにしよう

コバ、床面にトコフィニッシュを塗ってヘラ付きヘリみがきで磨いて仕上げます。

※ここでもステップ④と同じように力を入れすぎずに磨いていきます。

コバ磨き

みがき後

毛羽立っていたのが、結構ツルツルになりましたね♪

みがき後

以上でステップ⑤完了!

ステップ⑥ 金具をつけて完成

⑥-1. バネホックとホック打ちの説明

バネホックは「バネとアタマ」「ゲンコとホソ」が1セットになっています。

(合計4個の部品)

打ち棒はこちら

  • バネ・アタマは凸型の打ち棒
  • ゲンコ・ホソは凹型の打ち棒

ホック打ち棒

⑥-2. バネホックの取付け

・バネとアタマの取付け

  1. 万能打ち台とアタマの凹みがピッタリ収まる場所に乗せます。
  2. 革の床面を上にして、万能打ち台に乗せたアタマの突起部分をパンチで空けた穴に差し込みます。
  3. 先端が凸型の打ち棒にバネをはめます。そしてアタマとバネの先端を合わせたらゴムハンマーで何回かに分けて真っすぐ打ち込みます。

バネホックの取付け

バネホックと打ち棒

スキマ無く打ち込めたらOK!

バネホックの取付け後

・ゲンコとホソの取付け

  1. ホソを革に通し、ゴム板の上にホソを置いて革の表面を上にして穴に通します。
  2. ゲンコをホソの先端に合わせてかぶせます。
  3. 凹型の打ち棒をゲンコにはめてゴムハンマーで何回かに分けて真っすぐ打ち込みます。

あまり打ちすぎないように注意してください。少し革にめり込んだくらいでいいでしょう。

バネホックの取付け

表面と床面はこんな感じです。

バネホック出来上がり

⑥-3. 片面カシメ打ちの説明

カシメは、アタマとホソで1セットです。

片面カシメ

  1. ホソを万能打ち台に置いて革の表面を上にして穴に突起を通してアタマを被せます。
  2. カシメ打ち具棒のくぼみとアタマを合わせて、真っすぐ数回に分けて打ち込みます。

カシメ取付け

表面と床面はこんな感じです。

カシメ 出来栄え

以上でブレスレットの完成です!

完成品はこちらブレスレット完成品

お疲れさまでした!

5.まとめ

レザークラフト初心者が選ぶ最もおすすめ作品は【ブレスレット】でした。

ステップは、たったの6個です。

ステップ① 型紙を作ろう
ステップ② 革に型紙の印をつけよう
ステップ③ 革を型紙通りにカットしてみよう
ステップ④ 革を磨いて形を整えよう(床面・コバ・ヘリ落とし)
ステップ⑤ 仕上げ剤で磨いてきれいにしよう
ステップ⑥ 金具をつけて完成

デビュー作でした~!!楽しかった!

いかがだったでしょうか?簡単でしょ??まずはシンプルな小物を作って慣れていきましょう。一つずつ丁寧に作っていけば上手くなるので、上手くなれば作りたいものが作れるようになるので、さらに楽しくなると思います。あなたもレザクラデビューしてこれから楽しい「レザクらいふ」を送りましょうね♪

ではまた次回! 次は何を作ろうかな~~

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